BEYOOOOOND1St

MV公開、ホールコンサート(幻覚)、いろいろありましたね。私は昼のチケットを取っていました。

 

令和元年を代表する激ヤバアルバム「BEYOOOOOND1St」 (買ったのは令和2年)の話をします

 

オーディション組の映像を見て3人を好きになり、MV・鑑賞会を見てグループに転げ落ちて、BDつきの初回盤を買いました。
目的は「We Need a Name!」ですが 少しでも別の曲での3人の声が聴きたくて、ハロステの映像も最初はあまり観ず試聴もせず購入…
結果、本当に永らく忘れていたアルバム体験(?)となった感があります。アーティストでアルバム買ったの、学生時代以来じゃないか?
各メンバーの話するとか言ってましたが、入れようとすると文字数が倍以上になりそうなので削りました。

 

箇条書き

 

 

01.OOOOOVERTURE
RPGだ!!!!(小学生並の感想)
34秒くらい~の落ち着くところ、空か海を渡ってるみたいで好きです。
最近LIVEダイジェストでも聴きましたが、こういう曲があるとダイジェストもライブも映えそうでいいですよね

 

02.アツイ!
平成最後の冬ハロコンで初めて聴きました。「アイドル界は今ビヨーンズが」のとこ印象に残ってて、当時はワハハ~~~くらいにしか思ってなかったのに今はもうその歌詞の通りになってるからすごいですよ
ほぼ全曲台詞があるわけですが、この曲に関しては殊更「よく噛まないな…」と思います。

 

03.ニッポンノD・N・A!
この曲で一番好きなところ:ラスサビ前
山﨑「令和に生きる」
清野「新風世代」
西田「凛として」
江口「光放て」
この子たち誰一人カウコンに出られない年齢ってマジ?
特に西田汐里ちゃんのパートがすごく低く響いてかっこいいです…あんなにかわいいのに あんなにかわいいのに!!!!
DNAの西田ほんと強くて好き

 

04.高輪ゲートウェイ駅ができる頃には
高輪」という単語をここまでかわいく歌えるのは西田くらいなものだ。
高輪ゲートウェイ駅できましたね!おめでとうございます!
歌詞久々に読んだとき、「できる頃には」気持ちを伝えたい・彼女になりたいなど幸せを期待してるのに、「すぎる頃には」一人ぼっちの未来しかないの儚くて泣けますね。
でも落ちサビでは「すぎる頃には」の話が出ないんです 天才
星部のライナーノーツを見ると高輪ゲートウェイ駅ができる頃にはの歌詞がヒャダインというおじさんのラジオの帰り道、星部ショウというおじさんとディレクターという(推定)おじさんの会話から生まれたいきさつが書かれていて非常に笑顔になれます。
一岡伶奈ちゃん、本当に声質がいい
声質なのか、ほんわかした本人の性格なのか、この曲の間奏台詞を言っても嫌味にも説教にもならないんですよ

 

05.We Need a Name!
キャラソンじゃん!!!!!!!!!!(二次元オタク)
うーたんの使い方がうまい…うーたんも自分の生かし方がうまい…
アルバム購入の目的の曲でしたが、語りたいことはあまりないです。星部さんのライナーノーツが全文尊いな…って感じ
オーディション組推しの人はこの曲のためにアルバムを買いきのこたけのこで思わぬ爆撃を受けてそう。偏見

 

06.そこらのやつとは同じにされたくない
まろ歌詞って少し身構えてしまいますよね…でもこれは音ハメ気持ちよくて好きです。まろ歌詞は未熟半熟や傘をさす先輩とか、名曲もあるんです
そこらのやつとは同じにされたくないってタイトルすごいんですよ だって私常々思ってるけどそこらのやつとは同じにされたくないと思ってると思われたくなくて言えないし…
中二病って世間ではバカにされるけどあれしか世界のない学生からしたら一大事なのになって思います。確かに苦しんでもがいて助けを求めているのに「よくあるやつ」とか「大人になれば落ち着くよ」とか言われたくない。いつか落ち着いてしまうことにすら絶望してるんだこっちは。

 

07.きのこたけのこ大戦記
これ、公式MVもないしライブでは映像だった(らしい)のすごく勿体ないなあと思うんですけど、考えてみりゃこのアルバム内の曲全部MVほしいわ…って感じなので落ち着きをとりもどしました
うぃにだで少し物足りなかったと私は感じていたみようーの歌唱成分と、何よりほのぴの台詞。


「高瀬名人は当然たけのこ!」
完全にハロプロの緑系メンバーですね これを全力でできる精神が大好きです…

 

08.小夜曲 "眼鏡の男の子"
09.眼鏡の男の子
ほのピアノで気付いたけどめっちゃメロディいい曲だったんですね。「取ったってぇな」のとこで泣きそうになるというか、なんかノスタルジーに包まれるというか
感情で音楽を聴いてるのでコードに明るくないけど、過去やったノベルゲームだかRPGの終盤の泣きシーンで流れてたピアノBGMを思い出した

眼鏡の男の子シリーズ、このアルバムで流石に終わるとは思いますが、よくここまでキャラ全員に愛着を持てたなと思います。演出家・作詞家・メンバーの力です
「大したことないじゃん」の山﨑夢羽さん、某番組で「大したことある顔をしてる」と言われていました。
「大したこと」なんです。
でも文化祭実行委員長は眼鏡の男の子の眼鏡をはずした姿にときめいて彼女になれたんですよねえ。それに対して恋が叶わなかった夢羽が「取ったらそんなもんか」って強がりでも言ってしまったのが本当に敗者であることを強調してるんですよ…
なんか一時期眼鏡の男の子シリーズの夢羽に思いっきり感情移入して、この恋の物語の主役になれなかった事実にひたすら悲しんでました。大丈夫か?
”恋の物語”についてのアンサーを次のトラックで雨子がくれていたのですが。

 

10.恋のおスウィング
第一印象:ネタ曲
数ヵ月後:泣き曲
ハロステのLIVE映像見たあと:ほのぴがひたすら可愛い
のは置いといて。

おスウィングの落ちサビからなんかすごい切なくて眩しくて泣けてしまうんですよ。
夢羽も”恋の物語”の主役になれたんだね、って
「さよならOh…Sweet sweet swing」のメロディと「さよなら」の四文字の破壊力がすごくて畳みかけられるともうだめなんです…ありがとう…すごくいい曲です…

 

でもLIVEのここのほのぴの振りの仕方とりか様のグーパンがかわいすぎてまた泣き曲としての印象が薄れてしまったような…?CD音源で聴いたら油断すると泣きそうになりますが
それにしても同じ強がりだったとしても元年バンジージャンプの引きずりっぷりと比べて、お嬢様風のお嬢様は曲中全力で泣いて明日にはまたお嬢様に戻っていそうな強さがあります。
雨子歌詞の女はだいたい強い。弱ぶっていても強い。

 

11.文化祭実行委員長の恋
一番最初に聴いたビヨの曲、娘。'18秋のOAのこれだったんですよね~懐かしい
清野桃々姫さん。正直第一印象と知っていくにつれてとのギャップがハチャメチャにすごい。
まずこの名前で特技がヒューマンビートボックスなのが強いじゃないですか そこに加えて本人かなりエンターテイメント性が高いというか
っていうかビヨはみんな別方向にエンタメ性やキャラクター性がとんがってる気がするんですけど 年下組ほど顕著だと思います
びよんず学校見るとうっかり恋しちゃいそうになりますよね、モニターの前で大人がぼんつびしつぼぼびしつ…と繰り返して褒められてニコニコしてしまいました。

 

12.元年バンジージャンプ
令和のハロプロ楽曲大賞でしょ(違うんだなこれが…)
こんな4分半通してどこをとってもいい曲久しく聴いたことないんだけど!!!!!!!!!
「平静な日々にサヨナラしましょう」という星部の渾身のダジャレとか西田の台詞とかひたすら感心するし 
落ちサビのこころ・みよちゃんの「勢いとノリが大事」で引くほど泣いてしまう
イケメンや男っぽさじゃなく、単純に声の低さが心地良くて優しいんですよ…。みよここに子守歌歌ってほしい。永眠するので。

 

13.恋愛奉行
ッッ高瀬ッッッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで聴いたときに、「このアルバムは12人のキャラクターソング集なんだ」と思いました。もちろん「役」に当てはめたものであり本人とは少し離れたキャラクター像もあるかもしれないですが。
なんていうのか。この子たちの「幅」というか それこそ「伸びしろ」ですね
これ早く現場で振りコピもコールもしたいよ~~~なぜ私は1月2日のハロコンの時点でビヨを履修しとらんかったんや…あの日やったの覚えてる…いい曲だもんね…
曲に初期こぶしみがある。判断基準:私が好きなので。

 

14.GIRL ZONE
私の学生時代にガルゾンがあったら”救い”だったな
大森靖子さんの曲、元々好きなのですが(にわかですが…) 聴いたのは全部成人してからだし、あまりここまで年齢的な舞台がハッキリしてることって少ないじゃないですか…
これを同年代の女の子が歌いあげてるのを聴いて過ごす学生時代だったなら…とか考えます まあ私は何を聴いても頑張らんとは思いますけど。
この曲、終盤にかけて主人公は前に踏み出してますが、学校や教室とかいう箱は変わることはない。そんなん言ったら社会だって会社だって変わらないし、下手すると学校よりも自由じゃなかったりするのに「卒業」に救いを求めて「変わる」のがなんとも切なくて好き。でもこの切なさがわかる大人になんかなりたくなかったな…

 

15.都営大江戸線六本木駅で抱きしめて
こんないい曲をチカテツはいいな~~~いいな~~~と思っていたらカウコンで歌ったりアカペラで全員の動画を出したりとふんだんに利用している光景に清々しい気持ちになります。
一般人からしたらアルバム曲orシングルのカップリング曲なので知る機会がないの勿体ないじゃないですか…アカペラ動画はこれとりあえず見てくれ!!って一般人にトスしてもそんな長くないし、メンバーを個々で追いやすいし、シンプルに曲がいいので勧めやすいですよね。
最近推しメンがこれを歌いセルフMVを作りインスタグラムに投稿してくれたのでハッピーです。生んでくれてありがとう。どうにかして星部ショウを囲い何不自由ない生活を保障できないものか…

 

16.Go Waist
今考えるとこれをシングルA面のひとつにするところがハロプロだなって思う
たかがウェストのくびれに対して「今日も頑張れば」とか「私笑ってた」とか「自分のこと好きになりたい」とか人生の大問題のように扱ってるのウケるんですけど、ウケないんですよ
そりゃガルゾンの主人公のほうが悩んでるだろうけどガルゾンの主人公だって高輪の主人公だって六本木の主人公だって絶対人生のどっかで自分もうちょい細ければな…とか考えたことあるでしょ(?)
悩みの大きさの土俵に立つか以前の遺伝子レベルの問題。まあ曲にするほどの悩みではないとおもいますけど…

 

17.伸びしろ ~Beyond the World~
これ中野サンプラザで聴いてたらもっと語れたのかな~
普通に感情に訴えかけてくる系の泣き曲だとは思うんですが、おスウィングや元年でボロボロに泣く人種なのでまだ若干ピンときてないんですよ…
でも終盤の西田の声は鳥肌立っちゃうくらい”強い”
現場で聴けたらな…(n度目)

 


総括:アルバムとしての構成が天才
メンバーの言っていた通り、間違いなく作業用BGMには向いてないです。外で聴いてると恋愛奉行で踊りそうになるし
あと二次元オタクにすごく聴きそうというか刺さりそうというか、楽しんでもらえそうな1枚だと思います。私がそれだからか?アイドルへの取っ掛かりとして個々の「キャラクター」を推してると思うので、平面の人間に想像を膨らませる系の人には楽しいと思うんですよね。
デビュー1年でこんなに力をかけたアルバムを出してくれることに感謝しかありません。露骨な干されがないのもありアイドルを応援するにあたって精神衛生上とてもいい薬です
最推しにモンペ気質だから仕方ない

 

本当になんで私昨日ライブ行ってないんですかね?????????????
吉祥寺のチケ戦争に完敗し、ホール決まって、不安ながらもFC先行を勝ち取り、今日はライブの余韻を抱きながら明日の娘。コンに向けて寝溜めしてるはずでした。
やだ~~~~~~ビタミンMEのみぃみコールしてえよ~!!!!!!!!!!!
感情のやり場がなくて最近のオタク活動としてONE DAYマルチビタミンをダース買いしたりなどしていました。
グループ箱推しは楽しいですね